去りゆくあなたへ。
拝啓
あなたと初めて出会ったのはもう15年以上前になりますでしょうか。
同じ会社で、共に健康の大切さを伝える仕事をし、そして2度の別れと3度の再会がありました。
3度目の再会を果たしたのは今から2年前。7年ぶり、仕事の取引先としての再会でしたね。
変わらぬあなたの笑顔と、誠実な対応に、どれだけ助けられたことでしょうか。
そんなあなたを襲った、突然の病。
いつか来る3度目の別れを知りながら、絶望の淵に立たされるあなたを励ますことすらできなかった。
日に日に痩せていくあなたを見つつも、ただただ、いつも通り普通に接することしかできなかった。
そして先日、残酷な知らせ。あなたが余命宣告を受けたことを知りました。
おそらく今日会うことが最後になるだろうと、挨拶のあとの握手。
「ありがとう」と「ごめんなさい」の握手。
あなたと共に過ごした時間は、私の中で大切に生き続けます。
病に果敢に立ち向かうあなたの姿は、私に確かな勇気を与えてくれました。
私は、あなたのことを忘れることなく、「食」を通じて「健康の大切さ」を訴えていきます。
去りゆくあなたへ。
どうか どうか
あなたに宿る命の炎をたぎらせ、1か月でも、1日でも、1時間でも、1分1秒でも長く
愛する家族と共に幸せな時間を過ごしてください。
そしていつか4度目の再会を果たせた時は
肩を組んで、笑いながら語り合いましょう。
2026年2月12日
長島 徳和
